2022 アカエム (AKAEMU) スポーツグッズ デジタルカタログ (電子カタログ) | スポーツドリカム
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登録名構公認番琥公認月日有効期限昭和一謬日」含長製所蹄和往該株式合社昭和―ー十七年四月一昭和__丈年三月――-+-aa 萩式―1-:ボール赤門公認第土笠競代表者岩田喜津右る品名a證J ソフトテニスボール(アカエム)の由来アカエムボールはソフトテニスの歴史です。今はもうその名はありませんが、日本のゴム工場のはじまりは三田土ゴム製造株式会社といいました。松前藩の家老田崎与平氏の子息が明治16年(1883年)に出資して浅草にゴム工場を設立し、主として防水布を造っておりました。明治18年(1885年)に社名を三田士と定めその事業は大いに隆盛を見ました。それより先、明治11年(1878年)日本に初めてテニスがアメリカ人によって公開され、当時の日本では硬球の輸入が困難であったため玩具ボールを代用したりしたので自ら硬球から日本式の軟球に移って行ったのです。明治17年(1884年)その頃のテニス界では権威東京高師の教授坪井玄道氏によって軟球によるテニスが公開され、明治23年(1890年)三田土ゴムが当時盛んに輸入されていたゴムボールにヒントを得て軟球の製造を開始しました。明治27年(1894年)軟式庭球という言葉が生まれ、ここに現在の近代ソフトテニスの基礎が作られました。その後、前記坪井教授の助言のもと苦心研究が重ねられ、三田土の作る軟球は品質益々向上し、明治33年(1900年)にはこのボールにマークがつけられました。それは三田土の頭文字のMをそのまま商標として登録され、本格的な製造に入ったのです。この1900年という年は球史に残る誠に記念すべき年と申せましょう。当時の画期的特殊技術を駆使して作られたアカエムボールは優秀な品質の格調高いボールとして軟式庭球界唯一のボールと称されて全国津々浦々まで普及したのです。アカエムボールがソフトテニスの代名詞と言われるゆえんです。戦時中の配給統制時代を経て昭和20年(1945年)に現在の昭和ゴムが三田土ゴムを吸収合併したので三田士ゴムの長い伝統と優れた製造技術はそのまま受継がれて、更に昭和ゴムの近代技術をどしどし加えましたので、本日現在、名実ともに優れたソフトテニスの基準球として皆様とともに歩んでいるのです。I 竺竺。RTSGOODS CATALOGUE

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